24型テレビ比較

新生活シーズンですね。

今の時期は進学や就職を控えた若い人たちが毎日のように買い物にいらっしゃいます。

冷蔵庫や洗濯機は当然としてテレビも買い求めるお客さんも多いです。

私はテレビをほとんど見ないため気になりませんが、テレビがない生活なんて考えられない!という人もいますよね。

特に若い女性は「音がないと寂しい」という理由から常時つけっぱなしという人もいます。

今回は主に一人暮らし向けと言われている24型テレビについて、国内の有名メーカーの6機種を比較します。

本当におすすめの人気機種を価格・録画機能・画質に分類し、分かりやすく紹介していきます。
比較対象はシャープ・ソニー・パナソニック・東芝

シャープ アクオス
LC-24P5
LC-22K45

ソニー ブラビア
KJ-24W450E

パナソニック ビエラ
TH-24E300
TH-24ES500

東芝 レグザ
24S11

画面の大きさについて、シャープのLC-22K45だけは22型です。

比較対象とする24型ではありませんが、2インチしか違いませんし、よく売れているのでエントリーしました。

ちなみに、発売された時期は東芝の24S11を除いてすべて2017年製です(24S11のみ2016年製)。

価格は全モデル 3万円前後

シャープの2機種(LC-22K45・LC-24P5)は3万円を切っているせいか、Amazonの売れ筋ランキングでもトップ10に入っています。

パナソニックのTH-24ES500だけが5万円前後と突出しています。

今回の比較対象のテレビでは唯一のハイスペック(ネット動画対応・スマホアプリ連携)モデルだからでしょう。

録画機能はほぼ裏番組対応

イマドキのテレビは画面の大きさやメーカーを問わず、よっぽど機能が絞られた激安品でもない限り、外付けHDDによる録画に対応しています。

今回のラインナップでも全モデルに録画機能が付いています。

しかも、チューナーが2つ搭載されているので裏番組の録画もできます。

この裏番組録画の有無はかなり大きく、ドラマを見ながら他局でオンエア中のバラエティを録画する、という使い方が出来るわけです。

ただし、東芝の24S11だけはシングルチューナーと言ってチューナーが1つしかありません。現在見ている番組しか録画できませんので注意が必要です。

それと一応言及しておきますが、外付けHDDへの録画機能があるテレビを買っただけでは録画できません。録画するための外付けHDDは別に買う必要がございます。

1万円もあれば十分な容量(3TBとか)を持ったHDDが買えますので、同時購入されるお客さまも多いです。

画質は全モデルがキレイだと思います

各社それぞれのキレイに見せる技術(液晶パネル・映像処理エンジン)は以下の通り。

東芝 レゾリューションプラス4

ソニー クリアレゾリューションエンハンサー

シャープ 低反射パネル&エッジタイプLED

パナソニック IPSパネル&LEDバックライト

画質は映像商品を選ぶ上で万人が気にする要素なんですけど、こういう画質の良し悪しっていうのは個人差がとても大きいので、これが一番きれい!とは言えないんですよね。

家電量販店に行って棚に並んでる状態で目を凝らして見比べれば違いが分かるのかもしれませんけど、自分の部屋に1台だけ置いているテレビの画質がいいか悪いかなんて分からないのでは。

実際、私は自分の勤務先のテレビ売り場で6機種を横に並べて見比べてみました。

それぞれ、色味や明るさの違いはパッと見でも分かるくらいでしたが、描画能力というか、どれが優れているとか劣っているとか決め手になるものを感じることはできませんでした。

ただ、解像度で言えばシャープのLC-22K45だけがフルハイビジョンなので一番高精細ということになります(その他5機種はハイビジョン)。

といっても、あくまでスペック上の話です。

ゲームやブルーレイを視聴するなら優位性があると思いますけど、普通のテレビ(地上波)を見る分にはさっきも記した通り、顕著な違いは見られませんでした。

24型テレビ 比較まとめ

シャープ LC-24P5
とにかく安く一人暮らし用テレビがほしい方にオススメ。

録画もできる国産メーカーのテレビが2万円台で買えちゃいます(外付けHDDは別途買ってくださいね)。



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シャープ LC-22K45
ゲームやブルーレイでフルハイビジョンを楽しみたい方にオススメ。
画面の明るさを抑えて節電できる『セーブモード』を搭載しています。



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ソニー KJ-24W450E
高画質技術 『クリアレゾリューションエンハンサー』を搭載しています。

高画質技術というとピンと来ないかもしれませんが、機械的な処理で画質を向上する技術はバカにできません。

ちなみに、画質とは全然関係ありませんが、ソニーのほぼすべてのテレビに共通している『チャンネルポン』は便利すぎる機能です。

チャンネルポンがあれば、テレビの電源が切れている状態からリモコンのチャンネルボタン(数字ボタン)を押すと、そのチャンネルが選曲された状態で起動します。

通常であれば、電源ボタン → チャンネルボタンですよね。

チャンネルボタンを押すだけで電源が入るのはすばらしい。

テレビって画質以外の操作性も使い勝手に関わる大事な要素です。



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パナソニック TH-24E300
ぶっちゃけ特色のないテレビですが、安価なE300シリーズは他のサイズのラインナップを含めてよく売れています(TH-32E300・TH-43E300・TH-49E300)。

一人暮らしでは使わないかもしれませんが、リビングにあるビエラやディーガで録画した番組を別室にあるTH-24E300で見ることができます。

お部屋ジャンプリンクと呼ばれている機能で、一戸建ての住宅に住んでいる家族世帯で台所用とか寝室用とか子供部屋用のテレビとしての使用を想定していると思われます。



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パナソニック TH-24ES500
テレビでYouTubeが見たい人にオススメ。

TH-24ES500はネット動画対応とスマホアプリ(TV Remote 2)連携が最大のウリとなっています。

スマホでネット動画を探して、実際に見るのはTH-24ES500の大きい画面という使い方を想定しています。もちろん、スマホアプリがTH-24ES500のリモコンにもなります。

見た目の話ですが、スタンドが一体型なのも大きな特徴です。

ほとんどのテレビはスタンドを組み立てる必要がありますが、TH-24ES500は箱から出してすぐ使えます。

TH-24ES500だけ箱がやたらデカいんですよ。

三菱電機のテレビにも言えることですけど、スタンド一体型のテレビはどうしても箱が大きくなってしまうんですよね。



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東芝 24S11
超解像技術のレゾリューションプラス4が期待できます。

ただ、シングルチューナーゆえに録画機能には注意が必要です(2月中旬に24S12というダブルチューナー搭載機が発売予定)。

ところで、東芝のテレビは『ゲームダイレクト』という機能があってゲームをする人には人気があります。

動きの早いゲームをプレイするのに東芝のテレビの応答性能は適しているとゲームマニアの知人が言ってました。

事実、Amazonのレビューを見ても「ゲーム目的で買った」というユーザーがチラホラいます。



アンテナケーブルやHDMIケーブルの購入も忘れずに

最後に比較とは違いますが、大事な話をさせてください。

テレビはメーカーやサイズに関わらず、アンテナケーブルやHDMIケーブルが付属していないのが普通です。

購入して、いざ自宅で設置作業・・・と思ったらアンテナケーブルがないのでは話になりません。

地上波とBS/CSを分ける分波器も必要かもしれません。

また、テレビと同時にブルーレイレコーダーも購入していたとして、ブルーレイレコーダーの箱にはHDMIケーブルは入っていません。

この手の付属品問題は気の短いお客さんだとクレームになります。

テレビを買う際は設置に必要なアクセサリーについても気にしていただきたいと思います。

以上、新生活に向けた一人暮らし用テレビについての比較記事でした。